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県救助技術指導会、来月2日 石巻地区消防本部で壮行会 訓練成果の発揮誓う

垂れ下がったロープを使って15メートルの高さまで登る技術を披露した隊員

 県内の消防救助隊員が技術を競う「第48回県消防救助技術指導会」(県消防長会主催)が7月2日、仙台市宮城野区の県消防学校で開かれるのを前に、石巻地区消防本部は28日、出場する隊員の壮行会を開いた。

 同本部からは「引き揚げ救助」や「障害突破」など7種目に27人が出場する。同本部訓練場であった壮行会で、隊員たちが水平に張られたロープを往復するなどの訓練を披露した。大内正治郎消防長は「磨き上げた成果を発揮し、訓練通りの技術を披露してほしい」と激励した。

 隊員を代表し、「ロープブリッジ救出」にチームリーダーとして出場する消防士長阿部大樹さん(31)=東松島消防署=が「全種目で上位大会出場を勝ち取る」と決意を述べた。

 指導会には県内11消防本部の隊員が出場。上位入賞者には、7月27日に青森県八戸市である第52回東北地区支部指導会や、8月23日に千葉県市原市である全国消防救助技術大会への出場権が与えられる。

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