(938)大夕焼より妹の生まれけり/坂本佳樹(2005年~)
スケールの大きな句だ。いま本当に妹が生まれたと見ても良いし、大きな夕焼けの方角に妹の姿がひょっこり現れたという景色でも良い。大事なのは、沈みゆく太陽の方から、何かが生まれたということ。しかも生まれてくるのが「妹」というのは絶妙で、大山祇命(おおやまつみのかみ)と天照大御神(あまてらすおおみかみ)と…
関連リンク
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