石巻地区日中友好協が総会 温州市と友好都市締結40周年、市の記念事業に協力
石巻地区日中友好協会の本年度定期総会が石巻市山下町1丁目の飛翔閣で開かれた。会員ら25人が参加し、設立40周年に当たる本年度の活動計画案などを承認。白井省三会長が講演し、中国経済の動向や日中関係の変化について紹介した。
本年度は恒例の中国語講座や春節祝賀会などを開催。日中料理教室の5年ぶりの開催も検討する。石巻市と中国・温州市の友好都市締結40周年にも当たるため、市の記念事業にも協力する。
講演で、白井会長は中国からの訪日観光客が増加していることに触れ「往来が増えるに連れて日本に良い印象を持つ人も増えている」と語った。
中国の賃金上昇や自動車販売台数などさまざまな経済指標も紹介。生成AI(人工知能)の開発に数多くの企業が参加している現状を説明し「新しい産業がいろいろなところから生まれ『中国新時代』になっている」と話した。
総会は6月22日にあった。
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