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どら焼き、石巻の111福祉施設に 和菓子店・岡埜栄泉が寄贈 今年で36年目

市役所で行われたどら焼きの贈呈

 6月16日の「和菓子の日」にちなみ、石巻市茜平5丁目の和菓子店「岡埜栄泉」は18日、市内の福祉施設111カ所にどら焼き計3837個を贈った。

 贈呈は市役所で行われ、市の担当者が施設の職員らに箱詰めされたどら焼きを手渡した。同市大街道北2丁目の「ツクイ石巻大街道グループホーム」の利用者斎藤栄蔵さん(83)は「どら焼きは大好き。おいしくて最高」と喜んだ。

 同店の和菓子寄贈は1989年に始まった。高齢者や障害者に和菓子を楽しんでもらおうと、東日本大震災があった2011年も贈り、今年で36年目になった。初年度は計200個でスタートしたが、施設数の増加とともに提供数が増え、今年は昨年より5施設、100個増えた。

 岡埜栄泉の鈴木盛哉社長(65)は「お客さまへの感謝をどう伝えられるか考え、施設の方々に贈ることにした。喜んでもらえることがスタッフにとっても励みになる」と語った。

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