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全国高校野球宮城大会あす開幕 石巻地方から7チーム出場、頂点に挑む

練習でキャッチボールに励む石巻工の選手たち

 高校球児たちが甲子園出場を懸けて戦う第106回全国高校野球選手権宮城大会が6日、開幕する。

 石巻地方からは石巻工、日本ウェルネス宮城、石巻好文館、石巻商、石巻西、石巻の6校と、宮城水産、石巻北、涌谷、迫桜、岩ケ崎の合同チームの計7チームが出場する。

 開会式は同日午前10時から、仙台市宮城野区の楽天モバイルパーク宮城で開催。石巻勢の初日は7日で、いずれも仙台市民球場で石巻工が中新田と、石巻が登米総合産と対戦する。

【石巻勢の1回戦の日程】
▽7日 
 石巻工―中新田(午前9時・仙台市民球場) 
 石巻―登米総合産(午後2時・仙台市民球場) 
▽8日 
 石巻好文館―仙台西(午前11時半・仙台市民球場) 
 石巻商―石巻西(午後2時・石巻市民球場) 
▽9日 
 涌谷・宮城水産・石巻北・迫桜・岩ケ崎―宮城広瀬(午前11時半・仙台市民球場) 
▽10日 
 日本ウェルネス宮城―富谷(午前9時・仙台市民球場)

 県内の頂点を目指し、熱い戦いに挑む石巻地方のチームを紹介する。
(メンバー表はポジション、氏名、学年、身長、体重、出身中学。連合チームのカッコ内は高校。◎は主将。)

石 巻

監督 早坂 憲人 
 投 佐藤 一颯(3) 175  70 小牛田 
 捕 千葉虎太朗(3) 170  78 稲井 
 一◎平塚 凌駕(3) 167  59 河南西 
 二 佐藤 大耀(2) 170  60 石巻 
 三 千葉健太郎(3) 168  66 石巻 
 遊 菅原 卓哉(2) 168  52 矢本二 
 左 武田 啓汰(3) 174  71 矢本二 
 中 斎藤 優大(3) 173  73 矢本二 
 右 鈴木 佑弥(3) 169  64 石巻山下 
   今野 寛弥(2) 174  66 飯野川 
   斎藤  佑(3) 176  67 蛇田 
   斎藤 大聖(1) 167  61 矢本二 
   岡本 健吾(2) 165  65 女川 
   中村 奏大(2) 169  84 住吉 
   平塚 謙人(2) 178 110 石巻 
   後藤 駿介(1) 173  80 石巻 
   熱海 羚央(2) 180  68 石巻 
   木村 航大(2) 180  64 蛇田 
   成沢 龍哉(2) 180  75 石巻山下 
   阿部凛太郎(2) 168  66 矢本二 

■平塚凌駕主将:目標は県大会優勝。昨年の秋季県大会では仙台商にコールド負けしたが、グラウンドにその試合のスコアを貼り、悔しさを忘れることなく日々の練習に取り組んできた。石高らしい考える野球を体現し、日頃から支えていただいている方々へ恩返しできるよう、一戦必勝で戦い抜く。

石巻西

監督 田野  誠 
 投 和泉 楓希(3) 162 53 蛇田 
 捕 久保田佑也(3) 176 81 矢本二 
 一 阿部 慶太(3) 168 57 石巻 
 二 桜井 拓海(2) 173 55 鳴瀬未来 
 三 目黒 寿真(2) 178 61 住吉 
 遊 高橋 諒多(2) 178 54 桃生 
 左 今野 大登(2) 176 73 青葉 
 中 高橋 大翔(2) 161 55 桃生 
 右◎八木朔太郎(3) 176 65 桃生 
   雁部  釉(3) 168 55 矢本二 
   板倉 静哉(3) 167 70 豊里 
   武山 琉聖(2) 172 80 桃生 
   佐藤 拓海(1) 177 69 河南西 
   木村心之助(2) 165 58 矢本二 
   辺見 捷斗(1) 162 60 矢本二 
   山崎  隼(1) 157 68 桃生 
   加藤 直也(2) 174 68 河南東 
   白岩 蓮太(2) 177 68 石巻 
   今野晋太郎(2) 176 95 石巻 
   馬場 快清(1) 170 59 稲井 

■八木朔太郎主将:学年の垣根を越えて部員同士の仲がよく、非常にチームワークが良いチームだ。冬のトレーニングでは、とにかく冬に頑張れば頑張るだけ夏に生かせるという意識を持ちながら、一人一人が一生懸命練習に励んできた。守備から流れをつくるチームで、自分たちの最大限の力を発揮できるように頑張る。

石巻好文館

監督 大越 春輝 
 投 阿部 匠真(3) 172 73 豊里 
 捕 大上 達也(2) 185 82 涌谷 
 一 菅野 晴太(3) 172 65 河南東 
 二 千葉 隼大(2) 165 63 稲井 
 三◎阿部 蒼輝(3) 172 67 矢本一 
 遊 千葉 瑞己(2) 176 54 石巻山下 
 左 近藤誠之助(3) 163 59 万石浦 
 中 生出 葵也(3) 174 63 河南東 
 右 阿部 蒼太(3) 170 70 蛇田 
   平塚  有(3) 170 62 石巻山下 
   石川 楓馬(3) 176 67 蛇田 
   高橋  駈(1) 170 53 蛇田 
   阿部 壱星(1) 175 70 石巻山下 
   阿部 圭吾(1) 167 51 蛇田 
   藤沢 俊輔(1) 170 58 蛇田 
   千葉 琢磨(1) 161 51 蛇田 

■阿部蒼輝主将:学年の垣根を越え、チーム一丸となって大会に向けて日々積み重ねてきた。互いに別の方向を向いている時もあったが、声を掛け合い目標を掲げ、乗り越えてきた。その成果を発揮し、全力プレーで勝利をつかむ。チームの目標である2回戦突破のために、一球一球食らいついていきたい。

日本ウェルネス宮城

監督 金子  隆 
 投 新沼 櫂我(3) 174 71 岩手・大船渡一 
 捕 新沼 櫂里(2) 169 80 岩手・大船渡一 
 一 熱海 裕大(3) 169 91 塩釜一 
 二 木村 京太(3) 173 65 万石浦 
 三 川島 大道(3) 170 76 東京・春江 
 遊 会津 勇翔(3) 176 73 南光台 
 左 阿部 翔太(3) 161 64 青葉 
 中 外塚 優翔(3) 176 79 向陽台 
 右 大森 洋基(3) 173 65 住吉 
   中田 直希(3) 177 80 静岡・富士 
   吉川 輝誠(3) 163 72 中山 
   渡辺  哲(3) 173 73 矢本一 
   大沼 憲矢(3) 168 58 蒲町 
   加藤 明樹(3) 175 85 塩釜一 
   芳村 大心(3) 173 66 宮床 
   有見 直泰(2) 163 54 高森 
   府金 隼也(2) 178 70 幸町 
   小石 優人(2) 174 65 石巻 
   下畑 凌世(2) 168 82 青森・階上 
   今出 大凱(2) 165 62 蛇田 

■相沢隆杜主将(3年):秋と春はともに1回戦負けで悔しい思いをした。夏は目の前の試合を全力で戦い、初のベスト4を目指す。そして甲子園に出場できるように一戦必勝で頑張る。

涌谷・宮城水産・石巻北・迫桜・岩ヶ崎

監督 須田山 優(涌) 
 投 伊藤 聖人(3) 178 73 米山(涌) 
 捕 桜井 光翔(2) 177 89 住吉(宮) 
 一 三浦 拓己(3) 176 74 若柳(迫) 
 二 薄井  蓮(1) 170 55 矢本二(北) 
 三 佐藤  蓮(2) 165 52 岩手・花泉(迫) 
 遊 鈴木 颯太(1) 163 55 栗駒(迫) 
 左 清水 絢斗(1) 165 62 登米中田(宮) 
 中◎阿部玲央斗(3) 173 62 豊里(涌) 
 右 中村 道真(1) 169 49 石巻(宮) 
   芦田 優河(1) 170 64 不動堂(涌) 
   山崎 哉人(1) 162 59 豊里(涌) 
   高野 隆仁(1) 163 51 涌谷(涌) 
   熊谷 風雅(1) 173 64 涌谷(涌) 
   山根 莉凰(2) 180 65 河北(北) 
   山根 凰雅(1) 166 48 河北(北) 
   佐々木昊汰(2) 173 70 河南西(北) 

■阿部玲央斗主将:新チームとなり部員がそろわなかったこともあったが、チームで声を掛け合って一人一人と話し合いながら練習してきた。連合チームで野球ができることに感謝し、どんな結果でも笑顔でやりきりたい。

石巻工

監督 利根川直弥 
 投 伊藤 海斗(2) 168 60 津山 
 捕 早坂 太志(2) 166 54 住吉 
 一 遠藤 颯汰(1) 167 53 万石浦 
 二 木村 雄生(1) 164 60 蛇田 
 三 渥美 太誠(2) 166 61 桃生 
 遊◎石堂 颯也(3) 167 65 渡波 
 左 緑川  涼(3) 173 64 矢本一 
 中 遠藤 徹平(2) 174 56 女川 
 右 岩槻 遼大(2) 158 69 矢本二 
   岡本 康佑(3) 166 63 女川 
   鈴木 淳大(2) 168 56 河南西 
   西條 玲生(1) 159 82 飯野川 
   阿部 櫂斗(2) 174 61 石巻 
   高橋 海星(2) 170 58 増田 
   金沢 優真(1) 167 58 住吉 
   丸山 來大(2) 162 51 矢本二 
   高松 駿希(1) 170 70 河南東 
   野口 裕雅(1) 180 90 蛇田 
   小橋 巧学(2) 167 54 津山 
   渡辺 裕月(1) 172 70 渡波 

■石堂颯也主将:新チームが始まった昨年の夏休みはなかなか勝てず、ミーティングで試合の反省点を話し合った。秋季大会では何とか県大会に出場できたが、強いチームとの実力差を実感した。春季地区大会では2勝して県大会には出場できたものの、コールド負けでまだまだ差があると感じた。夏の大会では秋や春に負けた強いチームに勝って、甲子園を目指す。

石巻商

監督 石田 稔和 
 投 梶原 幸貴(3) 173 62 稲井 
 捕 千葉 修那(3) 180 76 稲井 
 一 阿部 佑成(3) 155 75 雄勝 
 二 小山 陽杜(3) 170 54 住吉 
 三 日野 琉雅(3) 176 66 蛇田 
 遊 佐々木優斗(3) 164 55 北上 
 左◎工藤 煌也(3) 167 61 桃生 
 中 千葉  奏(3) 173 75 矢本二 
 右 菊田 雅斗(3) 160 57 住吉 
   浅井 大駕(1) 160 55 石巻山下 
   上野 弘喜(3) 163 60 北上 
   阿部 颯太(3) 165 80 河南西 

■工藤煌也主将:ほとんどが3年生で、人数も少ない中で頑張ってきた。春季大会3試合目は、県大会出場が懸かった大事な試合に大差で負けた。チーム内でミーティングを重ね、課題などを再確認し、一つでも多く勝てるように取り組んでいる。うまくいかないことが多くあったが、野球をさせてくれた方々に感謝する気持ちを忘れず、自分たちができることを一戦一戦行い、全力で勝ちにいく。

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