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カメラリポート > 「キューポラのある街」上映 吉永さんの魅力、石巻にあふれる

 俳優吉永小百合さんの魅力が街中にあふれた。石巻名画座(本庄雅之代表)の第8回作品として「キューポラのある街」(1962年、日活)が6月29、30の両日、シアターキネマティカ(石巻市中央1丁目)ホールで上映され、当時17歳の吉永さんに観客は「青春が戻ってきたよう」と感動。市かわまち交流センター(中央2丁目)では22~29日、関連イベントとして吉永さんが60年代に出演した日活映画のポスターが展示され、市民の関心を集めた。

ホールには、被災地支援として吉永さんが2012年12月に石巻市を訪れ、舞台あいさつした「北のカナリアたち」のポスターや吉永さんが歌ったレコードのジャケットを展示、市民が懐かしそうに見入っていた
上映終了後、「吉永さん、かわいかったね」など映画の感動を分かち合う。観客との交流は石巻名画座スタッフにとって今後の活動の原動力になっていた
上映後のトークを盛り上げた大塚房雄さん(右、愛知県豊川市)。東日本大震災の時、復興支援職員として石巻市で活動。その縁で石巻名画座に協力。所有する吉永さんの映画ポスターなどを提供した。左は本庄さん
市かわまち交流センターに吉永さんの日活時代(1960年代)の映画ポスター35点が展示された。往年のファンは「タイムスリップしたよう」と感動

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