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前谷地保育所にテント寄贈 石巻・海洋建設と七十七銀行、私募債活用

浜畑社長(後列左から2人目)にお礼の手紙を渡した園児たち

 石巻市緑町1丁目の海洋土木工事などを手がける「海洋建設」と七十七銀行は、77SDGs私募債(寄付型/社会貢献コース)を活用し、同市前谷地の市前谷地保育所(園児38人)に日よけ用テント2張りを贈った。

 贈呈式は19日、保育所であり、浜畑利伸社長や七十七銀行の遠藤国明石巻地区担当役員らが出席。浜畑社長が佐々木まゆみ保育所長に目録を手渡した。

 テントは既にプール遊びで使っている。年長児たちは「ありがとうございます。大切に使います」と声をそろえて感謝を伝え、テントの下でプール遊びを楽しむ写真を貼った手紙を浜畑社長に贈った。

 浜畑社長は「子どもたちが喜んでくれて良かった。未来を担う子どもたちから、笑顔で感謝の言葉を言われてうれしい」と話した。

 佐々木所長は「熱中症の危険などから、テントがないと外遊びができないため、とてもありがたい。今後は運動会などでも活用していきたい」と感謝した。

 77SDGs私募債(寄付型/社会貢献コース)は、発行企業から受け取る手数料の一部を活用し、地域の教育機関や福祉施設に必要な物品を寄贈する仕組み。

 海洋建設は5月24日、長期運転資金として3000万円を発行した。同社の寄贈は2回目。

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