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正確さや迅速性、射撃の腕競う 県警察学校で大会 石巻署が連覇

優勝旗などを署に持ち帰った署員たち

 第69回県警察拳銃射撃競技大会が18日、名取市の県警察学校射撃場であり、石巻署のチームが団体1組の部で連覇を果たした。男性警察官個人の部でも同署地域課の巡査部長が優勝した。

 大会には県警本部や各署から38チームが出場。4人1チームで競う団体1組と、3人1チームで戦う団体2組の2競技で、拳銃の操作術や正確性、迅速性を争った。石巻署のチームは地域課の署員で構成し、団体1組に挑んだ。

 競技は「腰撃ち」と「膝撃ち」の二つ。いずれも1人5発ずつ、競技開始から5秒後に3秒間現れる的を5回狙い、得点を競う。1発最高10点で、400点満点を目指す。

 腰撃ちでは、立ったまま10メートル先の的を素早く打ち抜く。膝撃ちは膝を付き、物陰に隠れた体勢から、12メートル先の的を狙う。石巻署のチームは合計319点で、2位に16点差をつけて優勝した。

 男性警察官個人の部では、同課の兼平悠葵巡査部長が100点満点中93点で、95人のトップに輝いた。

 佐野君夫副署長は「連覇という素晴らしい成績を誇りに感じている。拳銃はいざというときに、市民を守るために使うこともある。正しく使用できるよう、今後も署員一同精進していく」と話した。

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