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マダイ大きく育って 園児34人、女川で稚魚放流 日本釣振興会県支部

マダイの稚魚を放流する園児ら

 日本釣振興会県支部は24日、女川町の小乗浜漁港でマダイの稚魚を放流した。釣り場の資源保護や環境保全が目的。

 町しおかぜ保育所と町第4保育所の園児計34人が参加し、神奈川県で養殖された6~7センチ程度のマダイの稚魚5000匹を放流した。園児たちはバケツに入った稚魚をスロープに流し込み、「大きくなあれ」と声をかけながら海に送り出した。

 しおかぜ保育所の阿部結夏ちゃん(6)は「稚魚を見るのは初めて。大きく育ってほしい」と笑顔で話した。

 県支部の佐藤雅宣支部長は「女川の海が豊かになるとともに、子どもたちに自然の大切さを知ってほしい」と語った。

 支部はこれまで、塩釜市や東松島市で放流を行ってきたが、女川町では今回が初めてだという。24日は塩釜漁港沖合でも5000匹を放流した。

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