(968)脱ぎ捨てし水着のごとく帰宅せり/渡辺誠一郎(1950年~)
ひと泳ぎ終わった後の更衣室で、べしょりと置かれた水着を思い浮かべました。伸縮性のある生地が縮み、小さな塊になっています。もちろん洗う前でしょうから、あまりきれいな印象ではありません。そんな水着のよう…
関連リンク
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- ・(965)どれも口美し晩夏のジャズ一団/金子兜太(1919~2018年)
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。