東北SDGs未来都市サミット 東松島市長も討論参加 福島・郡山
国連の持続可能な開発目標(SDGs)で内閣府から未来都市の認定を受けている仙台市など東北16市町が一堂に会し、目標達成に向けた課題を話し合う東北SDGs未来都市サミットが9、10の両日、福島県郡山市であった。「地域課題を先導的に解決し、東北から全国、世界に成果を発信する」との共同宣言を採択した。
パネル討論には東松島市の渥美巌市長、山形県米沢市の近藤洋介市長、郡山市の品川万里市長が登壇。世界保健機関が推奨する「セーフコミュニティ」の国際認証を取得し、官民協働で目標達成を目指す取り組み(郡山市)などを紹介した。
基調講演で慶応大の研究機関に籍を置く川廷昌弘さんは「SDGsの真の目標は、自分が持っている可能性や才能、やる気を発揮できる安心で安全な社会を、それぞれ一人一人がつくり出す人材となっていく好循環を構築すること」と説明した。
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