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夏休みの思い出いっぱい 2学期始業式、一足早く 石巻・桃生地区4小中学校

夏休みの思い出を発表し合う3年生の児童ら

 石巻地方の小中学校のトップを切って20日、石巻市桃生地区の4小中学校で2学期の始業式が行われた。

 このうち桃生小(児童58人)では、小林義則校長が「目標を立てて行動し、自分や友達、学校の良さを発見してほしい」と全児童に呼びかけた。児童代表の2年白石愛奈さん(8)が「漢字の練習とかけ算を頑張る」、4年毛利汰雅(たいが)さん(9)が「字を上手に書きたい」とそれぞれ新学期の抱負を述べた。

 3年生の教室では、児童らが楽しかった夏休みの思い出を発表し合った。倉島碧生(あおい)さん(9)は「プールで25メートル泳げるようになった。妹が生まれてうれしい」と笑顔を見せた。

 桃生地区の桃生、中津山一、中津山二の3小学校は来年4月、新生「桃生小」に統合される。校舎は現桃生小を利用する。統合準備期間を設けるため来年の春休みを延長。それに伴い夏休みと冬休みを短縮し、2学期を5日間増やす。

 市内のそのほかの小中学校と女川町では26日に始業式を行う。2学期制を導入している東松島市は22日から授業を再開する。

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