ブルーインパルスが切手に 県内郵便局で販売 航空祭の様子もデザイン
東松島市の航空自衛隊松島基地所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」を題材にしたオリジナルフレーム切手セットが19日、仙台市の日本郵便東北支社から発売された。今年はブルーに加え、基地の恒例行事である航空祭を描いた切手も登場。主に県内の郵便局で販売するほか、25日から日本郵便ウェブサイトでも購入できる。
切手販売は2017年に始まり8回目。初めてデザインを2種類打ち出し、計6000セットを販売する。写真やデザインは航空写真家の黒沢英介さん(仙台市)、粒木友香里さん(山形市)が手がけた。
ブルーのセットは航空自衛隊の発足70周年を記念した意匠で、84円切手10枚にA5判クリアファイルが付いて1800円。県内や青森の一部郵便局で販売する。
航空祭セットはブルーをはじめF2戦闘機やバイクチーム「ブルーインパルスジュニア」などを活写した63円切手10枚で、1300円。石巻地方や気仙沼、登米などの70郵便局で取り扱う。
同日、JR矢本駅前で贈呈式があり、市や郵便局など関係者約30人が出席。市や商工会の代表者らに切手セットが贈られた。市が郵便局に寄付したブルー柄の郵便ポストも披露し、集まった航空ファンがこぞって写真を撮った。
東北支社の綿貫耕太郎経営管理本部副本部長は「航空ファンに喜んでもらえる切手になったのでは。ポストを巡って東松島の魅力を感じてほしい」とあいさつした。
渥美厳市長は「航空祭を盛り上げ、さらなる観光客誘客につなげたい」と述べた。
切手は24日の「東松島夏まつり」でも出張販売する。販売ブースではブルー柄ポストの場所を一覧で記したうちわも配布する。
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