農林水産振興へ 東松島市、県に要望提出 現地視察も実施
東松島市の農林水産業振興に向け、市と市議会は20日、圃場整備や事業支援など19項目を県に要望した。市議や県職員ら約50人による現地視察もあり、県と市が現状を共有した。
要望は、改修整備する下街道排水機場の早期完成、2022年度に厳格化した「水田活用の直接支払交付金」の要件緩和、資材価格高騰への支援充実など。
渥美巌市長らが県東部地方振興事務所の石川佳洋所長、県仙台地方振興事務所の佐藤静哉所長、地元選出の高橋宗也県議に要望書を提出した。
視察では排水機場や圃場のほか東日本大震災で地盤沈下し、アサリの漁場再生を目指す長浜海岸などを巡った。
石川所長は「切実かつ重要な要望。しっかり受け止め、関係機関で共通認識を持って取り組んでいきたい」と述べた。
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