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全日本珠算技能競技 団体総合、石巻・はやしそろばん総合学園が6連覇

斎藤正美市長(中央)に大会での活躍を報告した林さん(右から2人目)ら=21日、市役所

 石巻市双葉町のはやしそろばん総合学園が、7月の第42回全日本珠算技能競技大会で個人と団体で総合優勝するなど好成績を収めた。団体総合での優勝は6年連続と記録を伸ばし、全国屈指の強豪としての存在感を示した。

 全国珠算学校連盟が7月30日に都内で開いた。小学生の部と中学生以上の部に分かれ、見取算や読上算、フラッシュ暗算といった種目で得点を競った。

 個人では石巻高1年林諒さん(16)が、フラッシュ暗算で優勝。個人総合では初制覇を遂げた。苦手な見取算を練習で克服し「一昨年、昨年も出場したが、ようやく優勝できた。さらにいい成績を残して石巻の名前を全国で広めたい」と語った。

 林さんと石巻高3年の兄春貴さん(18)、東北大大学院修士1年亀山太陽さん(23)の同学園所属の3人でつくる県代表チームは団体総合で優勝。3人で計2695点(1人900点満点)を獲得して頂点に輝いた。亀山さんは「優勝記録を6年連続に伸ばせて安心した。次は全員満点を目指したい」と意欲を見せた。

 同学園は珠算の高段者も多く輩出する。3月の全国珠算・暗算技能検定試験にでは蛇田中2年小山翔大さん(14)と東京ITプログラミング&会計専門学校仙台校1年遠藤健斗さん(19)がともに珠算10段に合格。遠藤さんは、暗算でも10段となり、名人位に認定された。

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