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「夏」テーマに常設展 5人の作品、新たに紹介 石巻・鈴寛ギャラリー

涼やかな滝など真夏をイメージした作品が並ぶ常設展

 石巻市和渕の鈴寛ギャラリーは、展示内容を入れ替えた「常設展シリーズ3~石巻ゆかりの作家たち」を開催している。9月29日まで。

 石巻市の出身や在住の作家21人が出品。絵画、陶芸、彫金の3部門で60点以上が並ぶ。これまで展示していた作家に加え、絵画と陶芸の計5人の作品も新たに紹介する。

 築約100年の蔵をギャラリーとした第1展示会場では、真夏をテーマにした14人の絵画18点と、3人の陶芸作品20点以上を展示。絵画は壮大な滝や夏服を着た女性など、日本の夏に関する風景などを楽しめる。

 倉庫を改造した第2展示会場は、従来と同様に彫金や夜桜のびょうぶを展示。ガレージではギャラリー名の由来となった鈴木寛一氏(1921~1991年)の油彩画などを見ることができる。

 母屋では、絵画やびょうぶ絵、書など計10点を展示した。作品とともに庭の風景や、歴史ある柱やかもいなどを鑑賞できる。

 広報企画の鈴木修一さん(64)は「新たな作家が加わり、一段と見応えのある展示になった。多くの人に見てほしい」と呼びかける。

 開館は毎週土日、午前10時~午後4時(最終日は午後3時まで)。入場無料。連絡先は館長の庄司さん090(2026)1547。

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