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仙石線期成同盟会など、石巻で総会 利用促進へ取り組み強化

本年度事業計画などを決めた総会

 沿線の自治体などで構成する仙石線整備促進期成同盟会と古川・女川間鉄道整備及び利用促進期成同盟会の総会が28日、石巻市防災センターで開かれた。本年度も路線存続に向けた利用促進や、災害に対する機能強化の推進などに取り組むことを決めた。

 石巻地方2市1町の首長や議会議長、地元の国会議員、県議、商工団体の代表者ら約55人が出席。両同盟会とも2023年度事業報告や24年度予算など6議案を承認・可決した。

 JR東日本などへの要望事項として、利用促進や利便性向上に向けた取り組みの強化や仙石線の全線複線化、快速列車の再開などを盛り込んだ。

 両同盟会の会長を務める斎藤正美石巻市長は、JR東が公表する赤字路線に石巻線と陸羽東線が含まれていることについて「地方鉄道を取り巻く環境は非常に厳しい状況」と強調し「JRや同盟会の皆さんと連携を深め、鉄道の整備促進と利用者の増加を目指していく」と述べた。

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