(990)山あげの街水清し山清し/鈴木美江子(1939年~)
「山あげ」は栃木県那須烏山市に伝わる夏祭り。山とは、竹を組んだ木枠に烏山特産の和紙を張り山水を描いたもの。大きな山は高さ10メートルにも達し、それを人力で上げることから山あげ祭と呼ばれる。その山を背…
関連リンク
- ・(989)よく歩く野分の雲と思ひつつ/森賀まり(1960年~)
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- ・(987)鬼やんま飛ぶ病室や山近く/村上昭夫(1927~1968年)
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- ・(985)臨月の腹はみ出して秋日傘/松本てふこ(1981年~)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。