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石巻市選管、投票区再編へ 次期市長選から、105→79カ所に

 石巻市選管は5日、来年4月の市長選と市議補選から投票区を再編する方針を明らかにした。同日あった市議会全員協議会で再編案を説明した。

 有権者数や区域の広さなどに応じて当日投票所を新設・廃止し、現行の105カ所から79カ所とする。有権者が500人未満の投票区を減らし、3000人を超え面積が広い区域や、東日本大震災後に人口集中が進んだ地域などに新設する。

 期日前投票所は1カ所新設し、一部地域では移動式期日前投票バスや当日投票所の巡回バスの運行といった対応を取る。

 市内では期日前投票所の利用増加に伴い、当日投票所の利用が減少。投票所設置の見直しや職員の効率配置が必要となっている。

 市選管は「全国的に投票率の低下が課題となる中、社会情勢に見合った投票環境の整備が必要。職員を効果的に配置するとともに、投票支援の充実化を図る」と説明した。10月にパブリックコメント(意見公募)を実施し、12月以降に住民へ周知する予定。

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