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東松島市議会 帯状疱疹の重症化予防 市、ワクチン接種助成へ 65歳以上対象

 東松島市議会9月定例会は11日、本会議を開き、一般質問を続けた。帯状疱疹(ほうしん)の重症化予防に向け、市は65歳以上を対象にした半額程度のワクチン接種助成を来年1月に始める。

 帯状疱疹は50歳以上の発症率が高く、後遺障害で神経痛が残る場合もある。生ワクチンで1回4000円、不活化ワクチンで1万円程度助成する。対象を50歳以上にした場合、膨大な経費が予測されることから、特に重症化が懸念される65歳以上を対象にした。

 子育て支援策では来年度、おむつやミルクなどの購入助成を始める。乳児がいる世帯に対して出生から1年間、月額2500円の助成券交付を目指す。

 6月から15公共施設などに設置した熱中症特別警戒アラート発表時の避難施設「クーリングシェルター」は、利用者が多い場所で1日平均2、3組と利用が少なめだった。活用促進に向けた情報周知や、来年度以降の設置拡大を図る。

 土井光正、長谷川博、阿部秀太、大橋博之、手代木せつ子の5氏が質問した。

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