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「歩行者守る運転を」 通行多い朝に啓発活動 石巻地区安協湊分会

ドライバーに手を振り交通安全を呼びかける会員たち

 石巻地区交通安全協会石巻支部湊分会は26日、「歩行者守ろう作戦」を石巻市不動町2丁目のプレナミヤギ前交差点で実施した。秋の交通安全県民総ぐるみ運動(21~30日)の一環で、通学・通勤する歩行者や自転車が多い朝に合わせて、自動車のドライバーに安全運転を訴えた。

 同分会員8人が参加。会員は「ストップ!ザ飲酒運転」「高齢者・子どもに愛情運転」などと書かれたのぼり旗を手に、行き交う車の運転手らに交通事故防止意識を啓発した。

 大﨑春男分会長(76)は「この交差点は湊方面、石巻の市街地の双方向から車が行き交い、交通量が多い。子どもたちを守るためにも、交通安全を心がけてほしい」と話した。

 分会では運動期間以外も、会員が自宅前や学校付近に立つなど、日頃から交通事故防止に努めている。市湊小前は、同市と女川町を結ぶ国道398号が通り、特に危険だと言う。大﨑分会長は「歩行者にはより安全な歩道橋を使ってほしい」と訴える。

 市や警察に対しては「押しボタン式の横断歩道を増やしてほしい。ガードレールがある場所では小さい子は車から見えづらい。せめて横断歩道横に街灯が増えれば」と話す。

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