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咲き誇る深紅、ヒガンバナ見頃 10月中旬ごろまで 石巻・長谷寺

日差しを受けて咲くヒガンバナ

 石巻市真野の長谷(ちょうこく)寺でヒガンバナが見頃を迎えた。咲き誇る赤い花が秋の訪れを伝えている。青空が広がった27日午前は、市内外から足を運んだ人たちが花を眺めたり写真を撮ったりしていた。

 ヒガンバナは永松泰信住職(76)が30年以上かけて株分けしながら増やし、境内の斜面や墓地に20万株以上が植えられている。今年は、例年より10日ほど遅い15日ごろに咲き始めた。

 これから開花する場所もあり、永松住職は「入り口近くの斜面は五分咲きで、これから満開になる。花持ちがいいので10月中旬ごろまで楽しめそう」と語った。

 カメラを手に初めて訪れた仙台市青葉区の主婦工藤紀子さん(65)は「群生していてきれい。いい時に来られた」と話した。

 見学は自由だが、長谷寺は団体での訪問は事前に連絡するよう呼びかけている。

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