色彩模様いしのまき <赤紫> 零羊崎神社のハギ(石巻市湊)
<参道彩り、秋へいざなう>
長い残暑がようやく落ち着き始めた。石巻市湊牧山の零羊崎(ひつじざき)神社で、ハギの花が見頃を迎えている。「萩」の字の通り、秋を代表する花の一つ。つつましい花びらが参道を飾り、りんとした山の空気と共に四季の移ろいを感じさせている。
境内にはミヤギノハギやヤマハギなど自生する野生種と10年ほど前に植えた園芸種が計5種、約100株ある。白や薄紫の花も点在するが、社務所周辺の参道は赤紫一色に彩られている。禰宜(ねぎ)の桜谷靖雄さん(46)は「今年の夏も暑かったが例年通りに咲いてくれた。ハギを見ると秋を感じる」と話した。見頃は来週末まで続くという。
年々短く感じる秋。ハギが散ると、牧山は紅葉の季節に向かう。
関連リンク
- ・色彩模様いしのまき <オレンジ> かわまちの夜景(石巻市中央)(2024年9月15日)
- ・震災時の経験伝える 「防災教室」講師に地域住民 鹿妻小4年生、教訓に耳傾ける
- ・被災カフェの再建支援 北陸産の食材使い「いし弁」 石巻・八幡家、売り上げ贈る
- ・「人身事故減らす」 河北地区交通安全大会で決意 標語コンクールの表彰も
- ・石巻地区中学新人総体が開幕 9競技で熱戦 サッカー、河南東が快勝