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通学路の交通事故一掃へ 変則五差路で啓発活動 石巻署など

歩行者や自転車の運転者に交通安全を呼びかけるキャンペーンの参加者(左)

 警視庁が主導する全国一斉の通学路取り締まりの日の30日、石巻署と石巻市は合同で同市双葉町付近の変則五差路で交通安全キャンペーンを実施した。秋の交通安全県民総ぐるみ運動(9月21~30日)の一環。

 同署交通課員や市地域協働課職員ら8人が参加。朝7時半から、徒歩や自転車で通勤・通学する人に、自転車の交通ルールを解説するチラシや反射材などが入った袋約150セットを配布した。自転車に乗る人の中には、ヘルメット未着用の人もおり、参加者たちは「ヘルメットの着用、よろしくお願いします」などと声を掛けた。

 佐藤康治交通課長は「これからは日暮れも早くなるので、歩行者には反射材を一つでも身に着けてほしい。自動車のドライバーには広い視野で周囲の安全を確認し、危険を事前に予測しながら運転する『かもしれない運転』を心がけてもらいたい」と呼びかけている。

 キャンペーンに合わせて、同市大街道東1丁目のヨークベニマル大街道店付近の歩行者用信号機のない横断歩道では、自動車の歩行者妨害違反者の取り締まりも行われた。

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