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段ボール迷路や縁日にぎわう 子ども企画フェス、満喫 東松島

巨大な段ボールの迷路に挑戦する来場者たち

 東松島市小松の矢本東市民センターで9月22日、市内の児童らが企画や運営の中心を担う「東松島市こどもドまんなかフェス2024」が開かれた。子どもならではの発想で考案した縁日や段ボール迷路などがあり、大勢の家族連れや子どもたちが多彩な催しを満喫した。

 同市のNPO法人「いろどり・みんなのみち」が主催。法人の「こども実行委員」に所属する未就学児から小学6年までの約30人が企画や運営に挑戦した。フェス専用の「イ~ナチケット」を1枚50円で販売し、それぞれの催しで指定の枚数を使って遊べるようにした。

 縁日ではペットボトルを倒す射的や景品がもらえる輪投げ、ヨーヨーすくいなどの露店が並んだ。テレビゲームで遊べるeスポーツのコーナーもあり、訪れた子どもと大人が肩を並べて格闘やレースなどのゲームに熱中した。

 センター内の多目的ホールには大量の段ボールで作られた巨大迷路が登場。参加者は行き止まりや狭いトンネルと格闘しながらゴールを目指した。父親と訪れた市大曲小4年の木村志叶(ゆきと)さん(9)は「いろいろな遊びがあって、迷路が楽しかった。また来年も開いてほしい」と話した。

 段ボール迷路の準備や当日の案内を担当した市赤井南小4年の阿部優賢さん(9)は「迷路を作るのにたくさんのテープを段ボールに貼るのが大変だった。思ったより多くの人が来てくれてうれしい」と喜んだ。

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