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石巻・ヒトコマ、創作活動支えて1年 きょうまでイベント トークショーも

桜坂高美術部による黒板アート制作。6日の完成を目指している

 漫画やアニメが好きな市民の交流・創作活動拠点「いしのまき MANGA lab.ヒトコマ」(石巻市中央2丁目)が開館1周年を迎え5日、記念イベント「ヒトコミ!」が始まった。イラスト制作を通じた交流ブースや塗り絵ワークショップなどで節目を盛り上げる。6日まで。

 ヒトコマでは同市桜坂高美術部が大型黒板アートの制作を実演。壁に色とりどりのチョークを走らせている。森や動物など自然のモチーフに、光る花といった不思議な要素を混ぜた幻想的な作品に仕上げる。6日の完成を目指しており、1年の佐々木望夏(もか)さん(16)は「みんなで楽しんで制作したい」と話した。

 近くの市かわまち交流センターには、アニメグッズのくじ引きやハンドメイド雑貨の販売、ワークショップといったブースが並ぶ。画材の製造販売メーカーなども出店している。

 ヒトコマを運営する同市のまちづくり会社「街づくりまんぼう」が主催。同社の三浦悠さんは「この1年間で、創作活動をしたい人が石巻にたくさんいると分かった。ヒトコマならではの教室などを通じ、創作する老若男女を応援したい」と語った。

 6日は午前10時から午後3時まで。県出身の声優佐藤拓也さんらのトークショーも予定している。

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