感謝祭で海産物PR 道の駅おがつ、直売所をリニューアル 「硯上の里」直営に
石巻市雄勝地区の道の駅「硯上の里おがつ」で、おがつ海産物直売所がリニューアルオープンした。6日に感謝祭を開催して海産物をアピールし、雄勝石を使ったオリジナルのお守りを売り出した。
直売所はこれまで一般社団法人石巻観光協会が運営していたが、9月30日で指定管理期間を終え、一般社団法人硯上の里おがつの直営となった。出品する事業者が新たに市内外から3社増え、医薬部外品や洋菓子、ペットフードを販売している。事業者は今も募集中。
感謝祭では、冷凍ホヤやワカメなど、雄勝地区の業者が出品する「おがつもん」と題した商品を2割引きで提供した。6日朝にさばいたマグロの切り身も1パック2000円で販売した。くじ引きの当選者にホヤやそばなどが贈られた。
雄勝硯生産販売協同組合が雄勝石で手作りしたお守り(縦約4センチ×横約6センチ、厚さ約0・5センチ)がガチャガチャで登場した。お守りには「交通安全」や「しかよけ」などの文字が書かれている。雄勝地区の名所や名物をデザインした手ぬぐいも販売された。
会場では雄勝産のホタテの浜焼きを1枚200円で販売。県内を中心に活動する音楽ユニット「SAMURAI APARTMENT(サムライ・アパートメント)」のライブやキッチンカーの出店もあった。約500人が訪れ、買い物やライブを楽しんだ。
ツブ貝やアナゴなどを購入した登米市の50代会社員女性は「海産物がいつも新鮮でおいしい。ホタテなどの食材をもっとたくさん届けてほしい」と話した。
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