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道の駅「硯上の里おがつ」が開業3周年 感謝込め、地元産の蒸しガキ振る舞う

蒸したてのカキをほおばる来場者

 石巻市雄勝地区の道の駅「硯上の里おがつ」で20日、開業3周年を祝うイベントが開かれた。来場者に感謝を伝えようと、地元産の蒸しガキを無料で振る舞った。キッチンカーの出店やリサイタルなどもあり、約800人の親子連れや観光客でにぎわった。

 一般社団法人硯上の里おがつが主催した。蒸しガキは限定400食を用意。蒸し上がるとスタッフが素早く殻を開き、次々と訪れる来場者に提供した。

 焼き鳥やクレープの販売もあった。暖かい日差しの下、来場者は雄勝湾を眺めながら料理を満喫した。家族3人で訪れた雄勝地区出身の西槙ようこさん(75)=仙台市若林区=は「カキは新鮮でおいしい。やっぱり雄勝の海産物は他とは違う」と話した。

 リサイタルはバイオリンとピアノの2人組「Duo Correr(デュオ コレル)」が出演し、雄勝をテーマにしたオリジナル曲など全15曲を披露した。

 道の駅は2021年4月11日に開業した。

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