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(1022)ものもらひ兆せり紅葉且(か)つ散りぬ/津高房子(1934~2024年)

 「紅葉且つ散る」で一つの季語です。紅葉が木々を彩る一方で、だんだんと散り始める樹木もあります。色づく景色と同時に散りゆく葉にも注目し、空間の広がりと季節の移り変わりを一語で表しています。ものもらいは…

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 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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