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生け花、錦秋飾る 7流派27人が展示 石巻・森芳春荘

7流派の作品を一堂に集めた「いけばな展」

 石巻地区華道協会の「第29回いけばな展」が13日、石巻市新橋の森芳春荘で始まった。14日まで。

 協会には池坊、古流庵家会、草月流、龍生派、本原遠州流、日本華道学会霞山流、小原流の7流派の71人が所属。今回は27人が、合作を含む25作品を展示している。

 初日は多くの来場者が訪れ、各作品の日本家屋や庭園との競演を楽しんだ。同市渡波から訪れたパート千葉良子さん(54)は「知人が出品しているので初めて見に来た。季節感のある作品や珍しい花もあってすごい」と話した。

 協会の道家理梢(どうけりしょう)理事長(64)=古流庵家会=は「和だけでなく洋風の作品もあり、流派によって生ける形や技術も違う。それぞれの個性の違いを楽しんでほしい」と語った。

 入場無料。時間は午前10時~午後5時。

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