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「さよなら ほやマン」舞台裏、庄司監督が紹介 石巻医師団・特別講演会、あす

 石巻医師団主催の特別講演会が18日午後6時半、石巻市千石町の石巻グランドホテルで行われる。講師は同市出身で「さよなら ほやマン」(2023年)を監督した庄司輝秋さん(44)。映画の舞台裏などについて話す。

 庄司さんは「『さよなら ほやマン』映画制作の舞台裏から見た遅咲き映画監督の旅」の題で講演する。13年に石巻を舞台にした初短編映画を発表後「さよなら ほやマン」で劇場長編映画デビューを果たすまで10年の歳月がかかった。

 43歳でデビューと遅咲きの監督として話題になった一方、網地島に全編ロケし漁師の兄弟を描いた物語が観客の共感を呼んだ。兄役のアフロさんが第78回毎日映画コンクールスポニチ新人賞、第33回日本映画批評家大賞ではアフロさんと弟役の黒崎煌代さんが新人賞をW受賞した。

 石巻医師団は市医師会の会員で構成。特別講演会は1996年にスタート、今年で13回目。初回の講師は俳優でテレビ時代劇の水戸黄門役で知られた佐野浅夫さんだった。

 入場無料。整理券が必要。聴講希望者は市医師会に問い合わせる。連絡先は0225(95)6238。

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