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「バットは大きく振って」 東北楽天、石巻で野球教室 銀次さんら小学生指導

 プロ野球東北楽天は10月26日、アンバサダー銀次さんらによる野球教室を石巻市民球場を開いた。石巻、東松島両市の少年野球3チームに所属する小学生44人が打撃と守備の基本を学んだ。

銀次さんのお手本を見守る児童たち

 2014年、パ・リーグ2位の打率を記録した銀次さんはティーバッティングのお手本を披露。「ボールにバットを当てようと意識し過ぎると、振りが小さくなる。体全体を使って大きく振って弾く」とアドバイスした。

 楽天アカデミーコーチで、12年に盗塁王を獲得した聖沢諒さんも講師を務めた。打者走者が一塁に向かう想定の走塁練習で「ベースの手前の真ん中を左足で踏み、真っすぐに駆け抜ける。相手のミスで二塁へ行く時に備え、最短距離を走る」と細かく指導した。

 石巻市蛇田イーグルス主将で蛇田小6年の徳田隼大さん(12)は「バットを振るときに頭の位置が動く癖があると言われ、動かないように意識したらうまく打てた」と手応えを感じていた。

 野球教室は東北各地の地域振興に貢献する「東北ろっけん活動」の一環。

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