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滝山公園の桜を手入れ 東北電力ネットワーク、地域貢献活動 枯れ枝など切り落とす

テングス病にかかった枝を切り落とす東北電力ネットワークの職員

 東北電力ネットワーク石巻電力センターは、東松島市の桜の名所滝山公園で、桜の剪定(せんてい)作業を行った。地域貢献活動の一環で2021年度に始め今回で4回目。東北電石巻営業所の職員も加わり、計約20人で取り組んだ。

 駐車場、展望広場、遊戯広場の3カ所で実施。高所作業車に乗った職員が、公園内の花壇の植栽などを行う市民団体「滝山観光協会」の関係者の指示を受けながら枝打ち用ののこぎりで、枯れ枝などを手際よく切り落としていった。

 滝山公園にはソメイヨシノや八重桜が約500本並ぶ。毎年秋ごろに市が業者に委託し、枝先が密集してほうき状になり放置すれば枯死してしまう「テングス病」にかかっている枝を切るなど対応しており、センターも協力している。

 作業は12日に実施。滝山観光協会の奥田正実さん(78)さんは「協会員も高齢化しているので作業をしてくれるのはとてもありがたい。公園を訪れた人が桜を見て少しでも癒やされてくれるといい」と感謝した。

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