テイクオフ、道の駅 「東松島」注目スポット(上) VRでブルーの視界再現
東松島市矢本の道の駅「東松島」が27日、オープンする。市内では初の道の駅で、飲食・物販機能に加えて観光機能も充実する。注目のスポットを紹介する。
道の駅は市の航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の魅力を前面に押し出す。2階には石巻湾や矢本地区の市街地を望む展望デッキを構える。訓練飛行するブルーを眺めながら軽食を楽しんだり、街とブルーの写真を撮影したりできる。
ブルーはさらに仮想現実(VR)でも楽しめる。1階の観光案内エリアは、搭乗者の視界を再現したVR映像を公開。周囲を見渡せば他機が隊列を組んで飛行しており、空の世界に没入できる。小山修駅長(66)は「飛び込んでくるような映像でパイロットの気分が味わえる」とPRする。
VR機は6台設置。シーカヤックやトレッキング体験を収録した映像など、観光地の魅力をまとめたコンテンツも順次公開する。
関連リンク
- ・接客手順、入念に確認 道の駅「東松島」で初のテスト運営 27日開業(2024年11月24日)
- ・復興と古里の発展祈る「石巻第九」 有志120人、声高らかに
- ・万灯、安寧を願う 檀家ら集いお会式 石巻・久円寺
- ・カメラリポート > 松島基地の魅力満喫「ランウェイライド」 全国から参加
- ・女川原発差し止め控訴審あす判決 避難計画踏み込むか、焦点 一審は実効性触れず