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「芸能まつり」、能登支援 歌手瑞穂さん45周年も祝う 石巻

大漁唄い込みなどを披露する瑞穂さん(左から2人目)ら

 能登半島地震の復興支援に向けた「華の共演 芸能まつり」が24日、石巻市河北総合センターで開かれた。来場者が歌や踊り、伝統芸能など多彩な演目を楽しんだ。同市の民謡歌手瑞穂あけみさんの芸能生活45周年も祝った。

 ステージは瑞穂さんの「大漁唄(うた)い込み」で幕開け。「豊年こいこい節」、石巻地方の伝承唄「十三浜甚句」「おらが江島」も披露し、力強くしなやかな歌声が会場を魅了した。

 民謡歌手佐竹深空(みく)さんの歌唱、「松島ベンチャーズ」のバンド演奏、東松島市の無形民俗文化財「大曲浜獅子舞」などが続いた。フィナーレの「石巻音頭」では参加者らが歌を楽しみながら踊った。

 瑞穂さんの後援会などでつくる「ふるさとコンサート実行委員会」が定期的に開いている。今回はチケットの売り上げや協賛金に、会場で集めた募金を合わせて石川県能登地方へ送る。

 瑞穂さんは「これまで(コンサートなどを)続けられたのは皆さんの応援のおかげ。東日本大震災で能登の歌手に石巻を支援してもらったので、恩返しがしたい」と話した。

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