石巻市議会開会 返礼品経費など補正案、31議案を提出
石巻市議会12月定例会が3日開会し、11億9268万円を追加する2024年度一般会計補正予算案(累計754億6456万円)や、市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)などの指定管理者指定など31議案を提出した。会期は18日までの16日間。一般質問は12、13日と16~18日の計5日間予定している。
補正予算は、ふるさと納税の寄付額増加に伴う返礼品などの関連費1億9160万円を計上。旧石巻ハリストス正教会教会堂周辺の植栽や舗装工事に2220万円を措置した。
市保育所条例の一部改正は、須江、鹿又の2保育所の存廃に関するもの。市は当初、両園の廃止と、代替となる私立保育所の整備を計画していたが、民間事業者が見つからなかったため、鹿又を存続させ須江の廃止を早める。
指定管理者の指定では、来年3月末で期間満了となる市複合文化施設、市河北総合センター、市遊楽館の3施設について、新たに民間団体「いしのまき・みらいクリエイション」を選定する。
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