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ヒップホップで自己表現、わくわくフェスティバル 小学生、交流深める 石巻

振り付けを伝える武藤さん(右から2人目)と練習する子どもたち

 ヒップホップダンスを通して小学生同士の交流や子どもの内面の成長を促す「第2回わくわくフェスティバル」が7日、石巻市開成のマルホンまきあーとテラス(市複合文化施設)で開かれた。

 同市出身でいしのまき観光大使のプロダンサー武藤真也さん(53)らが講師を務めた。1曲をいくつかのパートに分けて、振り付けした。ヒップホップの基礎的な体の使い方やステップなどの動きを実演したり、言葉で伝えたりした。

 市内11校の約50人が参加。手本のダンスをまねて、パートごとの動きを1曲につなげられるよう、練習を重ねた。最後は保護者の前でこれまでの成果を発表。音楽に合わせて全力のダンスを披露し、観客席からは盛大な拍手が送られた。

 蛇田小5年蜂谷奈由さん(11)は「友達や他の小学生とリズムに乗って一緒に踊れて楽しかった」と話した。

 武藤さんは「ヒップホップダンスは勉強のように覚えるのでなく、思いきり自分を表現できるものだと伝えたい」と語った。

 市教委主催。フェスティバルは昨年に引き続き2回目で、今回はイベント前に出張ダンス教室も開いた。

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