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東松島市こども作品展 「大切な物」テーマに絵画、書写 45点を表彰

「友だち賞」の受賞者にはこども実行委員(手前右)が賞状を手渡した

 東松島市のNPO法人「いろどり・みんなのみち」主催の絵画・書写展「東松島市こども作品展」の表彰式が18日、市コミュニティセンターであった。「大切な物」をテーマに市内小中学校から集まった書写159点、絵画89点から計45点を表彰した。

 出席した受賞者に賞状と記念品が贈られた。絵画の部審査員長を務めた市地域おこし協力隊の保坂俊彦さんが「楽しさや空気感など、形にならないものが感じ取れる素晴らしい作品が集まった。この感性を大切にしてほしい」と講評した。

 小学生絵画の部で市長賞を受賞した矢本東小6年の土井ひいろさん(12)は、家族と訪れたヒマワリ畑の風景を色鮮やかに表現した。「受賞は恥ずかしかったが、今年一番の思い出を描けた」と話した。

 作品展は同団体が発足させた市内の児童生徒による「こども実行委員」が企画し、2回目。式では実行委員が受賞者に賞状を手渡す場面もあった。

 実行委員の矢本東小4年の及川佐恵さん(10)は「賞状の文章をかまずに読み上げられるか不安だったが、ちゃんとできて楽しかった」と笑顔で話した。

 応募作品は来年1月14日まで、市矢本西市民センターに展示される。

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