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冬休みの宿題など応援 小中学生に東松島・大曲地区センター開放、あすまで

冬休みの宿題に取り組む児童ら

 東松島市の大曲地区自治会は25日、冬休みに入った小中学生に快適な空間で宿題や予習に取り組んでもらおうと、大曲地区センターの開放を始めた。27日まで。

 センター内に学習部屋と休憩部屋を用意。スマートフォンなどのデジタルメディアの使用を禁止し、勉強に集中できる環境をつくった。お菓子や飲み物も準備したほか、卓球や輪投げなどの遊びで息抜きもできる。

 きょうだいで訪れた高藤由衣さん(10)=東松島市大曲小4年=は「自宅だとゲームをしてしまうが、ここだと集中できる。宿題の三分の一くらいを終わらせた」と話した。兄の快斗さん(12)=同小6年=は「冬休みは満喫するけれど、宿題は学校が始まる前までに絶対に終わらせる」と語った。

 センターの開放は、子どもの居場所づくりの一環として自治会が企画。今年の夏休みに初めて実施し、今回が2回目。同自治会健康福祉部会の大友栄子部会長は「受験生にとっては1番重要な時期。静かで、スマホから離れられる場所を活用してほしい」と話す。来年も継続予定で「徐々に人が集まってくれるとうれしい。今後は勉強を教えられる人も付けられれば」と話した。

 事前予約は不要。午前9時~午後3時。対象は大曲小児童と矢本二中生徒。自転車での往来は禁止。

 連絡先は自治会の大友さん090(1069)5515。

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