閉じる

ボート、カヌー初漕ぎ 活躍と安全を祈願 石巻・北上川

穏やかな川面でオールやパドルをこぐ参加者たち

 第67回石巻北上川初漕(こ)ぎ会(石巻ボート協会、石巻カヌー協会主催)が2日、石巻市の北上川であった。石巻高ボート部と石巻商高カヌー部の部員、卒業生ら約80人が参加し、新春の川面で水の感触を確かめた。

 同市水明南2丁目の石巻商高艇庫前で神事が行われ、参加者が選手の活躍と健康、安全を祈願した。ボート協会の高橋公治会長(74)は「今年も体を鍛え、事故なく自分の目標に向かって頑張ってほしい」と激励。カヌー協会の佐藤幸也会長(61)=石巻商高教諭=も「北上川水系から日本代表選手が出るよう一丸となって頑張っていきたい」と述べた。

 好天に恵まれ、参加者は穏やかな川面で約1キロのコースにこぎ出した。石巻高ボート部の2年千葉陽輝主将(16)は「みんな気持ちよくこげたと思うので良いスタートになった。3月の全国選抜大会に向けてみんなで頑張り、インターハイで先輩方が築いた素晴らしい成績に続きたい」と抱負を語った。

関連リンク