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女川・地域おこし協力隊 コバルトーレ3選手ら、新たに委嘱 「幅広い世代と交流を」

協力隊に委嘱された(左2人目から)真口さん、坂木さん、宮阪さん、冨樫さん

 女川町は17日、地域おこし協力隊として採用した男女4人に委嘱状を交付した。NPO法人町スポーツ協会で、総合型地域スポーツクラブの運営などを通し、地域の活性化に取り組む。うち男性3人は町のサッカークラブ「コバルトーレ女川」の選手。任期は1日から最長3年間。

 委嘱を受けた4人は、大阪府高槻市出身の真口幸太さん(28)、山形県上山市出身の宮阪淳也さん(28)、千葉県我孫子出身の坂木快人さん(28)、秋田県由利本荘市出身の冨樫まゆこさん(23)。

 真口さん、宮阪さん、坂木さんは今季、コバルトーレに加入。協力隊員として活動する傍ら選手としてプレーする。昨季はコバルトーレと同じ東北社会人サッカーリーグ1部の「ブランデュー弘前FC」(青森県弘前市)に所属した。

 冨樫さんは東京で子ども向けスポーツクラブの指導員として勤務していた。友人に会うために女川町を訪れた際、町の自然に魅力を感じて移住を決めたという。

 委嘱状交付式が町役場であり、須田善明町長は「小さな町だからこそ、協力隊員一人一人の頑張りが重要になる。幅広い世代と交流し、地域を盛り上げてほしい」と語った。

 真口さんは「住民が元気に体を動かす機会を増やしたい。サッカー選手としても活躍し、子どもからお年寄りまでがスタジアムに足を運ぼうと思える環境もつくる」と意気込んだ。

女川町地域おこし協力隊 | 女川町

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