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東松島市合併20年 来月、記念式典 獅子舞、コンサートで祝う

 東松島市の渥美巌市長は13日、市制施行20周年記念式典を4月2日午前11時から市コミュニティセンターで実施すると明らかにした。関係自治体の首長や自治会長など約300人が出席し、節目を祝う。

 同日の定例記者会見で概要を発表した。市によると、大曲浜獅子舞の演舞、東松島ふるさと大使のバイオリニスト鹿嶋静さん、ピアニストの杉元太さんによるミニコンサートなども予定している。終了後、近くの市図書館前で市花・桜の記念植樹を行う。

 同市は2005年4月1日、旧矢本・鳴瀬両町の合併で発足した。渥美市長は定例会見で、市の今後に向けた課題として観光振興に向けた知名度向上を挙げ「裾野の広い観光施策に力を入れたい」と述べた。

 東日本大震災から11日で14年となり、震災の記憶継承に向けて、若い年代の語り部を育成する必要性にも言及。「今後再び起こるとされる宮城県沖地震で、震災の知識を生かせるかがどうかが大事。風化を防ぐ対策が必要だ」と強調した。

 会見では、東松島観光物産公社が4月12日、春恒例の「滝山桜まつり」を滝山公園で開くことも明らかにした。来場する子どもに地元産イチゴを無料で振る舞うほか、キッチンカーなどが出店する。午前10時~午後2時、小雨決行。

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