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尽力に感謝 復興支援専門員3人が任期満了 東松島市で退任式

退任式で記念写真に納まる(左から)織笠さんと(1人おいて)梶谷さん、雁部さん

 復興庁が東松島市に派遣している復興支援専門員3人が今月末で3年の任期を終えるのを前に、市が12日、3人の退任式を市役所で開いた。渥美巌市長が一人一人に解嘱状を手渡し、3年間の労をねぎらった。

 退任するのは織笠英二さん(70)=仙台市=、梶谷卓美さん(67)=同=、雁部直美さん(45)=東松島市=。2022年度にそれぞれ商工観光、建設、下水道の各課に配属され、企業誘致や現場管理などの業務に取り組んできた。

 退任式で渥美市長は「業務にご尽力いただいたことが市の理念実現につながった。退任後も本市に関心を持ち続けてほしい」と感謝を伝えた。工業団地への企業誘致、団地の立地企業でつくる協議会活動に携わった織笠さんは「今後も道の駅『東松島』などを訪れたい」などと語った。

 復興支援専門員は、産業振興やまちづくりなどの経験者が被災市町村の復興支援に当たる制度。同市ではこれまで延べ63人が活動してきた。

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