都道府県対抗中学ソフトテニス　河北ＳＴＣ小山選手、県代表選出　闘志燃やす

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　石巻市の河北ソフトテニスクラブの小山寛人選手（１４）＝石巻市飯野川中２年＝が、２６～２８日に三重県伊勢市で開かれる第３６回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会（日本ソフトテニス連盟など主催）に宮城県選抜選手として出場する。２年連続の大会出場に「今回は優勝し、個人でも団体でも日本一を経験してみたい」と目標を立てる。

　大会は男女別で、都道府県対抗の団体戦と、ダブルスとシングルスの個人戦でそれぞれ競う。どちらもトーナメント制で戦う。

　宮城県選抜の１次選考会は、昨年１１月に仙台市であった第４０回県中学校選抜ソフトテニス大会。男子は小山選手を含む約２０人が次の選考に進み、練習や試合を繰り返し、８人に絞られた。

　前回大会では、団体戦と個人シングルスに出場。個人戦では初戦負けし、「自信はあったが、緊張して会場の空気にのまれた」と敗因を分析する。一方で「相手との技術の差はなかった。今回は相手に食らいつく『負けないテニス』で挑みたい」と闘志を燃やす。

　選考後は、土日の練習に加え県内外の遠征で力を付けてきた。持ち味はどんなところにボールが落ちても追いつく脚力と、ダブルスでのリカバリー力。「スマッシュを打たれても打ち返し、決めさせない」と語る。

　県選抜メンバーとは東北大会の団体戦などに出場。「チームの応援がすごくて、自分を後押ししてくれた」と話す。２度目の全国大会へ「負けたら終わりの戦い。県代表として優勝する」と意気込む。