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51年の歴史に幕 石巻・住吉幼稚園で閉園式 最後の園児4人、歌でお別れ

元気に歌い、園舎に別れを告げる園児ら

 今月末で51年の歴史に幕を下ろす石巻市住吉幼稚園(園児4人)で21日、閉園式があった。通っていた住民や関係者ら約50人が園舎に別れを告げた。

 住吉幼稚園は前身の市立新田町(しんでんまち)幼稚園から81年間で8037人の園児を送り出した。少子化や園舎の老朽化、保育園の需要増加などから、市は本年度で募集を終了。2年保育の同園は本年度、年長児3人、年少児1人で園生活を送った。

 式典で宍戸健悦教育長は「住吉幼稚園での先進的な幼児教育の火は心の中に受け継がれる。今後も地域の子どもを見守ってほしい」と述べた。

 園旗を宍戸教育長に返還した鈴木智園長は「住吉幼稚園で育まれた温かい心と笑顔が子どもたちの未来につながることを祈っている」とあいさつした。園児4人が壇上で1年間の思い出を語り、童謡などを歌って園舎に別れを告げた。

 市開北小に入学する佐藤佑伊ちゃん(6)は「夏祭りが楽しかった。学校では給食が楽しみ」と語った。唯一の年少児で市湊こども園に進級する車塚優梨ちゃん(5)の母真央さん(40)は「先生が寄り添ってくださり、多くのことができるようになった」と感謝した。

 園舎は市の施設として活用される予定。新年度、市立幼稚園は河北、桃生の2園となる。

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