有効求人倍率1.57倍　前年同月比、26カ月連続下回る　石巻職安管内１月

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　石巻公共職業安定所（ハローワーク石巻）がまとめた管内の２０２５年１月の有効求人倍率（原数値）は、前年同月比０．０２ポイント低下の１．５７倍で、２６カ月連続で前年を下回った。

　有効求人数は２．９％減の３７７７人で、２６カ月ぶりにプラスに転じた前月から一転、減少した。有効求職者数も２．０％減の２４０６人で、前年を下回った。新規求職者数は１．０％減の７２５人だった。

　新規求人数は３．３％減の１５６１人。産業別ではサービスが４５．６％増の２４６人、建設が９．１％増の２３９人、製造が６．７％増の２５６人だった。公務・その他は４６．５％減の１２９人、医療・福祉は２６．０％減の２４８人、卸売・小売は３５．５％減の６９人だった。

　ハローワークの担当者は「建設の新規求人数の増加は年度末の公共事業に対応するための人員確保が考えられる。卸売・小売の減少は新型コロナウイルスの５類移行に伴い、客足が戻るのを期待して募集した接客の人員が整ったことが要因とみられる」と分析した。