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東北ゆかりの作家展、仙台で開催 カメイコレクション 石巻、女川から3人

浅井さんの作品(右)など東北ゆかりの作家を特集した展示会

 「東北ゆかりの作家と風景」展が、仙台市青葉区五橋1丁目のカメイ美術館で開かれており、石巻地方と関係が深い画家3人の作品が美術ファンの関心を呼んでいる。

 カメイが長年にわたって収集してきた「カメイコレクション」の中から展示している。石巻地方関連では石巻市生まれの浅井元義さん(洋画)=1938~2018年=作「仙台の古い家並み X橋」(2002年)、同市生まれで京都芸術大教授の山田伸さん(日本画)=1960年~=作「深秋」(21年)、サハリン生まれ・女川町育ちで河北美術展参与の佐藤幸子さん(洋画)=1941年~、仙台市=作「照耀松島」(18年)の3点。

 ほかに萬鉄五郎、橋本八百二、杉村惇ら作家31人の作品が並べられている。同館の学芸員は「出身地はもちろん、創作活動の場などで東北に縁のある作家たちに光を当てたい」と話す。

 会期は5月18日まで。開館時間は午前11時~午後4時。休館日は月曜(祝日の場合は開館)。入館料は一般300円。65歳以上と高校生以下は無料。連絡先は022(264)6543。

カメイコレクションより「東北ゆかりの作家と風景」 | カメイ美術館

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