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色彩模様いしのまき・厳選集(4・完) 黒、ピンク、白

 石巻地方の印象的な色に迫った写真企画「色彩(いろいろ)模様いしのまき」が52回の連載を終えた。担当した記者の撮影時の思い出とともに、厳選した写真を紹介する

<黒> 原石、職人技で深み増す 雄勝石(石巻市雄勝町)

波板地区の採石場跡。原石の壁は時間帯や光の当たり方で表情を変える

 石巻市雄勝地区の特産品として知られる雄勝石だが、採石前の原石は見たことがなかった。訪ねた採石場跡の石の壁は、日の当たり方によって表情が変化し美しかった。心配だったのはきれいに印刷されるかどうか。「暗くも明るくもなり過ぎないで」と願い、見たままの色合いが載った紙面を見てほっとした。(及)=2022年11月20日掲載
 

<ピンク> 豊作の喜び 乱舞、軽やか はねこ踊り(石巻市桃生町)

ピンクの着物を振り乱しながら舞う寺崎はねこ踊り保存会の踊り手たち

 はねこ踊りのパレードがメインを飾る「ものうふれあい祭り」は、会場が暗い。その暗さが情熱的な舞と派手な衣装を引き立てるのだが、撮影は難しさを増す。激しい踊り手の動きをぶれずに捉え、暗がりの会場を包む高揚感も残したい。半ば運頼みでシャッターを切り続けた。(保)=2023年9月24日掲載
 

<白> 星夜に浮かぶ「宇宙船」 石ノ森萬画館(石巻市中瀬)

石巻市中瀬地区に立つ石ノ森萬画館。5秒露光で撮影した460枚を合成すると、星の光跡が描かれた夜空に白い建物が浮かび上がった

 外観デザインの基になった故石ノ森章太郎氏の「マンガ惑星の宇宙船」という発想をイメージし、星空と一緒に写した。星に詳しい同僚が撮影に同行してくれ、助言をもらいながら明るい星が画角に入るタイミングを待った。北上川沿いに座り、川面と星空を眺めるのはぜいたくな時間だと思えた。(及)=2024年11月24日掲載

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