新戦力５人を励ます　石巻・山大で入社式　「早く即戦力になりたい」

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　石巻市潮見町の住宅資材メーカー山大は、入社式を本社近くのウッドミル工場事務所で開いた。本年度は前年より２人多い５人が新戦力として加わり、決意を新たにした。

　新入社員や役員、幹部社員ら計約２０人が出席した。高橋暢介社長は式辞で「失敗から学び常に前進する姿勢が重要。変化と挑戦を歓迎する。力を合わせて共に成長し、成功を築いていこう」と激励し、辞令を交付した。

　新入社員を代表し、住宅資材事業部仙台支店で営業を担当する阿部理子さん（２２）＝多賀城市出身、仙台大卒＝が「山大の一員として働けることを光栄に思う。会社の発展のために貢献したい」と謝辞を述べた。

　他４人の配属先は建設事業部、開発生産部ＣＡＤ／ＣＡＭ管理センター各２人。本年度は建設工事の受注強化で県産原木を製材した自社ブランド商品「宮城の伊達な杉」の販売促進につなげる狙いで、採用数を増やした。

　石巻市出身で同管理センターに配属された木村未希生さん（２０）＝仙台工科専門学校卒＝は取材に「技術を磨き、早く即戦力になりたい」と話した。