タケノコにょき、 顔出す 石巻・あかま里山農園で収穫始まる
石巻市飯野絵図沢の「あかま里山農園」で、タケノコの収穫が始まった。背を伸ばしたタケノコが地面に頭を出している。竹林を開放してのタケノコ掘り体験も行っている。
農園では約40アールの竹林でタケノコを育てる。今年は例年より10日ほど遅れたが、生育は順調で平均3キロほどの重さに育った。最盛期は5月中旬ごろを見込む。例年、ピーク時には1日200本ほどを掘り出し、農園や同市小船越の道の駅「上品の郷」で販売する。
約80年前に南斜面に竹を植え、少しずつ規模を広げてきた。地面にもみ殻を敷き詰め、適度な温度や湿度を保ち、うま味と栄養を蓄えやすい環境を整えている。
農園の赤間祐子さん(64)は「えぐみが少なく、甘みがあって全体が柔らかいのが特長」と胸を張る。
タケノコ掘りは5月末ごろまでの予定。時間は午前10時~正午と午後1~3時。入園料は1組(10人まで)880円。収穫したタケノコは1キロ当たり648円で持ち帰ることができる。予約が必要。雨天休園。
連絡先は赤間さん080(2824)3373。
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